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参加者の皆さんから集めた珠玉のアルバイト体験談まとめ

採用担当経験者が教える「採用!」と言わせるバイト面接の6つの質問対策はコレ?!

 

介護会社の採用担当として100名近くの面接をしてきた筆者が、絶対「採用!」と言わせるバイト面接の6つの質問を徹底的に解説します!

これさえ読めば、面接対策は心配なし!

 

「この求人、給料もいいし、お休みもいいし、条件はバッチリだけど……面接が不安」

こういった経験はたくさんあると思います。

バイト経験30件以上の筆者も、最初のころは面接のたびに胃が痛かったものです。

面接は本当に何回やっても慣れないもの。

それでも、一度採用側に回って面接をする方に回ると、まったく違った目線で面接を見ることができます。

採用側に回ってみると、どういう人が採用されるかがよくわかるからです。

たとえば、まずは「常識的」な人です。

不潔な人、だらしない人はダメ。

また、履歴書がないとか、ジャージで面接とか、簡単なことがわかっていない人はダメ。

こうしたことが一番の基本になります。

質問の回答にしても、「模範的」な嘘より、「正直な回答」が大切

今回は、アルバイトの面接にしぼり、オーソドックスな6つの質問の対策を考えます!

 

①「当社を選んだ理由は何ですか?」

 

この質問には、いろいろな「意図」が含まれています。

採用する側は、求人にかなりの費用を割いています。

求人サイトに掲載するにしても、一社では事足りず、何社にも一度に広告を出します。

ひと月で10万20万の経費が掛かります。

求人には常にそれだけの経費が掛かっているのです。

また、いい広告を出すために、採用担当者はそういった求人広告の担当と月に何回も打合せをしなければなりません。

これには人件費もかかっています。

月に40万、50万という経費が「求人」に必要。

1つの広告をだして、すぐに応募があり、すぐに採用となってもそれだけの経費が掛かるのです。

たとえば、やっと採用となったアルバイトさんが、次の日から来なくなってしまったらどうでしょうか。

今までの経費が一日でパァ。

 

こうした事情を知っているだけでも、面接に対する考えが変わると思います。

採用担当も必死なのです。

それだけではありません。

筆者が担当していたのは介護業界ですが、こちらは「万年人手不足」

一日も早く新しい人が来てくれなければ、「まわらない」状態です。

その間にも、次の人が「辞めたいんです」と相談にきます。

不本意ではありますが「わかった。でもまだ応募がないからあと1ヶ月だけ頑張って!」とお願いすることになりかねません。

 

こうした理由があって、面接をするからには失敗できないのです。

仕事のできる人で、長く続けてくれる人を必ず採用しないといけないのです。

すぐに辞められては、最悪の場合倒産することもあるわけです。

筆者はつい最近こうした、人材の雇用がうまくいかず、会社が倒産してしまったケースをみています。
 

そうしたことがないように、アルバイトの面接で使われるオーソドックスな質問は、本当によく考えて選ばれています。

 

「当社を選んだ理由は何ですか?」

 

この質問には、

「どれくらい本気でうちで働きたいの?」 

「どうせすぐ辞めるんじゃないの?」 

「ほかにいいと思ってるとこあるんじゃないの?」

という採用側の本音が詰まっているのです。

 

ですので、これに対する答えを返せば採用に一歩近づきます。

 

「御社のホームページを見て、ここしかないと本気で思いました!」

「御社で働くことを夢見てきました。少々のことでは辞めることはありません。御社さえよければ、こちらで一生働く覚悟です」

といった「ここでしかダメなんです!」というアピールと、「ちょっとやそっとじゃ止めません!」というアピールが大切。

その方法として、「御社の○○に憧れて」「御社の○○はここにしかないので」といった、そこにしかない特徴に惹かれたことをキチンということが大切です。

「御社の技術は他にはありません!」とほかで働く気がないこともアピールしてください。

 

実際、採用のお電話を差し上げて「ほかに決まりました」と向こうから断れるのは、採用担当としては本当につらいところ。

なので、このことはあまり言いたくはないのです。 

 

②「これまでの仕事経験を話してください」

 

この質問には、「どういった仕事を経験していて、うちの会社でも使えるかどうかということが知りたい」といった意図があります。

 

たとえば、畑違いの仕事経験しかない場合でも、「接客の仕事ではありませんでしたが、営業の方などの接客は私がしていましたので、そうした経験もあって、今回御社の接客の仕事を選びました」というように、「できます!」というアピールが大切です。

自信がなく、できないとしても、「前の仕事とは違ってはじめてですが、できるように頑張ります!」というくらいは言わないといけません。

 

③「退職の理由は?」

この質問は採用側にすれば「もっとも重要な質問」の一つです。

どういった理由で「辞める」かを知りたいのです。

簡単に辞められては困るので、その退職理由はものすごく重要。

「人間関係がストレス」

「仕事がきつくて」

「条件が合わず」

など、いろいろな原因がありますが、これらはすべてダメな回答です。

人間関係がストレスで辞められては、長く続くとは思われません。

人間関係のトラブルはどこにでもあるからです。

仕事がきつくてといっても、どれほどきつかったのかは主観でしかありません。

今度の仕事もきついと感じてすぐ辞めてしまうかもと思われます。

条件が合わずというのもおかしな話です。

面接をし、しっかりと契約しているのですから、条件が合わないならその時点でわかっているはず。

そうしたことがキチンとできない人だと思われます。

「体調を崩して」も、いいように思うかもしれませんが、すぐに体調を崩されるのなら困ります。

 

こうした質問には、しっかりとした理由が必要です。

「今回、もともと働きたかった御社の求人を見つけて」

「語学留学のため」

「専門的にプログラミングの技術を学ぶため」

「母親が入院したので」

など、勉強のためとか、家のためとかが無難でしょう。

 

筆者は、鍼灸師をしていますが、職業柄整骨院やクリニックを転々としていたことがあります。

その時は「整骨院やクリニックでは、それぞれの手法があるため、たくさんの技術を学ぶために3年程度で転職をしていました」と答えていました。

アルバイトであれば、3年なら大丈夫です。

 

④「自己PR、長所、短所を教えてください」

 

この質問は正直に話していいと思います。

ただし、質問の意図は「この会社でしっかりと仕事ができるかどうか」を聞かれていると思ってください。

たとえば「工場」の場合、「もくもくと単調な仕事をつづけられるの?」と聞かれているのです。

なので、「小さいころから一人でもくもくと何かに熱中するのが好きで、単調なことにも飽きないのが長所です」と答えればベストです。

接客の場合は「コミュニケーションが必要だし、気分がすぐれなくても笑顔が作れないとダメだけどできるの?」と聞かれています

「人と話すのが好きで、いつも笑顔だねって言われるのが長所です」でいいでしょう。

ただし、嘘はばれますよ。


 

⑤「入社したらどんなことがしたいですか?」

 

この質問も①と同じです。

「うちの会社で働きたいって言うけど、どこまで本気なの?」って聞かれています。

なので、長く働くイメージができているかどうかを見られています。

「どれくらいうちの会社を知っているの?」

「うちの会社の力を入れていることわかってる?」

といった感じです。

なので、その会社が一番力を入れていることを話題にするのがいいでしょう。

 

⑥「何か質問はありますか?」

 

この質問にも、かならず答えるようにしてください。

何も質問しないのはダメです。

なるべく、質問を用意しておくのがよいでしょう。

この質問も、「どれだけ本気?」と聞かれているので、自分が働きだしてからの具体的な話を聞くといいでしょう。

「私がこちらで働くとすれば、いつからになりますか?」

「こちらにお世話になるまでの間に勉強しておくことはありますか?」

など、もう働くことを前提に2つほど質問するのがいいでしょう。

たまに、「残業はありますか?」「土曜はちゃんと休めますか?」「労災保険が使われた例はありますか?」など、条件について細かく質問してくる人がいます

これは大切なことなんですが、あまりしつこいとその場で不採用が決まります。

 

バイトの面接の質問は、飲食店では何が違うの?!

飲食店であれば、質問の内容も少し変わってきますが、意図は同じです。

 

ホールであれば、「サービスをするにあたり、何を一番と考えていますか」

などの質問があります。

これは、飲食店だけのことではありません。

「会社のことを考えて仕事ができるか?」と聞かれていると思ってください。

お客様を一番に考えるのは当然のことですが、会社である以上、利益がなければバイトの給料も支払えません。

なので、「しっかりとお客様の目線で接客し、また来たいと思ってもらえるように、またお店の売り上げに貢献できるようにと思っています」など、お店の売り上げを考えていることを伝えるのも大切です。

 

「調理人としてなぜ、この店を選んだか」などの質問もあります。

これは「どれくらいの腕があるのか?」と聞かれています。

しっかりとお店で出している料理を下調べしておくことが大切です。

 

「以前働いていたところでは、どんな役職についていたか?」

これは「管理職はできる?」という質問です。

または「即戦力として、どこまでできる?」という質問。

 

このように、飲食店であっても質問の裏には「意図」があります

採用担当側の意図を考えて応えることがもっとも重要です。

 

バイトの面接、質問されない? それが一番やばい

筆者の面接の経験からすると、採用が決まっている場合、面接が長くなる傾向があります。

たくさん質問し、プライベートな話まで踏み込んで盛り上がることがありました。

こうした場合、ほぼ採用確実。

まれに打ち解けすぎて不採用という人もいないわけでもありません。

その差は、会話の内容で判断できます。

働きだしたあとのことまで話が及んで盛り上がっていれば、採用は確実でしょう。

仕事の話から離れて趣味の話などで意気投合してしまった場合、これは盛り上がっても見込みはありません。

また、不採用確実の場合、ほとんど質問なしで面接を終えることがあります

「意外とあっさりと終わったな」という面接は、一番やばいのです。

さらに、採用担当者の罠にはまらないように気を付けないといけません。

筆者がよく使っていた方法として、ジョーダンを言いまくって早い段階で面接に来た人を笑わせるということをしていました。

緊張が切れると人は本音で話をはじめます

こうした面接官もたまにいます。

安心して本音で話すと不採用ということも。

まぁ、正直に話してダメなら仕方がないんですけどね

 

もう一つ採用への近道があります。

それは「採用担当者を楽しませる」ということです。

これはむずかしいテクニックですが、まず「明るい」ことが重要。

暗い顔でガチガチに緊張していては、採用担当者が面接に来た人を楽しませなければならなくなります。

同じように緊張していても、明るく笑顔で面接を受けるということは、それだけで非常に重要な要素となります。

これは、採用が決まって働きだしてからのことも考えているからです。

接客などの仕事であれば、緊張していても明るくて笑顔でなければいけませんし、お客様にサービスを提供しないといけません。

面接官をお客様と思って面接を受ける余裕が必要なのです。

面接でそうしたことができれば、採用率は自ずと上がります。

 

「面接官をお客様だと思って面接を受けること」

 

これも大切な面接対策です。

面接官をお客様だと思い、面接をサービスだと思って受けること

そうすれば、目線が変わります。

ぜひ覚えておいていただきたいテクニックです。

 

まとめ

今回は、アルバイトの面接の基本的な6つの質問に対しての対策をお話してきました。

面接を受けるとき、どうしても緊張してしまうでしょうが、それに対する対策もあります。

面接は「こちらが採用不採用を決めるつもりで、こちらが面接してやるつもりで臨む」と緊張しません

逆に、「人間関係のストレスで辞める方はいらっしゃいますか?」とか「仕事がきつくて辞める方はいらっしゃいますか?」「アルバイトが長続きするように、何か工夫はされていますか?」など、向こうが心配していることをこちらが聞いてしまうというのも面白い方法ではあると思います。

 

とにかく、誠心誠意接するのが一番です。

できるだけ正直に、一生懸命面接に臨みましょう。

人間がよくても条件が合わないと採用にはなりません。

「あぁ、この人が来てくれたらいいのに! 条件が合わない!」ということはよくあります。

こうしたことは縁ですから、不採用でも落ち込まないように。

みなさんの面接がうまくいくようにお祈りしています!