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参加者の皆さんから集めた珠玉のアルバイト体験談まとめ

11月22日 今日のバイト日記(大阪王将)

本日のバイトのハイライトは餃子を焼けるようになったことだ。

私は約2年間ホールスタッフとして王将に勤めてきた、完全接客特化型人間である

もちろんキッチンに入ったことはほぼ無かった。

バレンタインの時期にチョコレートを湯煎する過程で爆発させた前科持ちの私が仮にもお客様にお出しする料理になど関われるはずがないと思っていたからである。

しかし、今日その思い込みはバイトリーダーの「餃子焼いてみますか?」の言葉で覆されたのだ。

確かに、ベテランのホールスタッフは往々にしてキッチンの仕事もある程度兼任するスキルを持っている。

私より後に入ったホールスタッフでもキッチンで働く姿をしばしば目にする。

むしろ私が2年間もの間、キッチン業務から逃げ続けていられたのが奇跡に近かった。

そんなわけでバイトリーダーの申し出を断る理由も言い訳も見当たらず、私はおっかなびっくり餃子に向き合ったのであった。

大阪王将自慢の焼き餃子は冷凍ものなどではなく、キッチンスタッフがひとつひとつ丁寧に皮で具材を巻いてから焼き上げている。

私が今日やったのはこの「焼き上げる」作業である。

すでに巻かれている「焼き餃子のもと」をつまむとぷにぷにしていて、うっかりゴリラのように容赦なくつまんだ暁には一瞬で潰れそうだった。

そっとつまんだ「焼き餃子のもと」を焼く機械に並べて、油をかけて、水をかけて、蓋をする。

たかだかこれだけの作業ではあったのだが、ホール人間の私はこれだけで冷や汗ダラダラである。

バイトリーダーの力添えもあって、私はめでたく焼き餃子デビューを果たしたのだが、餃子のもとは潰しそうだし、熱い鉄板は怖いし、私はやはりキッチンスタッフには向いていなさそうだ。

普段何気なくヒョイヒョイと食べていた焼き餃子だが、これからは焼かれる過程に思いを馳せながらしみじみ味わって食そうと思う。

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